サーフィンはとっても人気の高いスポーツです。世界中でおよそ1800万人の老若男女がこれを愛好していると言われています。あらゆるスポーツと比べてみても、サーフィンは安全なスポーツです。現に、怪我の発生率は高くありません。多くの場合、怪我をしたとしても、そこまで深刻なものでもありません。
サーフィンで最も起きやすい怪我
ほとんどの場合、サーファーによる怪我は、足、頭と顔、背中、または、肩と腕に発生します。主な怪我の原因は、自分自身のボードへの、または、他のサーファーのボードへの接触です。波に救われ海底に接触することも、珍しくありません。
サーフィンを行う上でのありがちな怪我:
・切り傷や擦り傷のような裂傷
・捻挫
・脱臼や骨折
・水泳者やサーファーの耳の怪我
サーフィンにかかる怪我を回避する
怪我を回避するには以下のポイントに留意してください。
- 準備を怠らない
- サーフィンのエチケットを理解する
- 正しい器具を使用する
- 環境を観察する
- 自分のレベルとスポーツを理解する
サーフィン前に準備を怠らない
以下の点に気をつけてください。
- サーフィン前にウォーミングアップをしましょう。これには体全体のストレッチが含まれます。
- 日焼け止め (30+) を常に塗るようにしましょう。
- 以前にサーフィンをしたことがない場合には、サーフィンスクールによるレッスンをしっかりと受けて、正しいスキル、技術、水との関係性を学んでください。
サーフィンのエチケットを理解する
衝突を防ぐために、全てのサーファーはエチケットを守る必要があります。
- 海の中にいる他のサーファーの権利を尊重しましょう。
- 全ての人が平等に波に挑戦できるように配慮しましょう。
- 一つの波に一度に挑戦できるのは一人のサーファーのみです。通常、一つの波に複数人で挑戦するだけのスペースは無く、そのような無謀な行為は衝突や怪我に繋がる恐れがあります。
スタンドアップパドリング
スタンドアップパドリングを行う際には以下の点に気をつけてください。
- 他のサーファーとの距離を十分に保つように(特に波から離れるようにして)してください。あなたの用具が他のサーファーにとっての大きな危険になってしまう可能性があります。波に挑戦するのは一人づつです。(波ごとに一人のスタンドアップパドラー、波ごとに一人のサーファー)
- レッグロープを常に(パドルではなく)ボードにつけるようにしてください。
- ヘルメットを装着してください。ヘルメットは特に初心者のサーファーには強く推奨されます。
- 砕け波が襲いかかってきても、むやみにボードから飛び降りないでください。まずは周りに他のサーファーがいないことを確認してください。
正しい器具を使用する
以下の推奨事項をご確認ください。
- サーフボード購入時には詳しい人にからのアドバイスを受けましょう。
- 柔軟なフィンと鋭くないノーズのボード、または、ノーズに保護ガードがついたボードを検討してみましょう。
- 所有するサーフボードのノーズに保護具を装着しましょう。
- 浮力を獲得し、日光から肌を守り、海底への接触を避けるためにウェットスーツを着用するようにしてください。
- (大きなサーフボードでは特に)レッグロープを使うようにしてください。
環境を観察する
注意点は以下の通りです。
- 海水に入る前に天気とビーチの状態を確認してください。
- 経験豊富でない場合には一人でサーフィンをしないようしてください。
- サーフィン中には子供が大人による監督を受けるように気をつけてください。
自分のレベルとスポーツを理解する
このようなポイントが推奨されます。
- 自分の運動レベルに適ったアクティビティを選択してください。
- 正しい技術を把握/使用してください。
- 適切かつ安全に器具を使う方法を理解してください。
- 脱水症状を避けるためにサーフィン前後に十分な水を飲みましょう。
覚えておくべきこと
- サーフィンは安全なスポーツとして考えられており、他の多くのスポーツと比較しても、全体的に怪我となるリスクは低くなっています。多くの怪我は深刻ではありません。
- 怪我の主な原因は、自分自身のサーフボードや、他の人のサーフボードとの接触です。
- 安全を確保するために、サーファーは、準備をしっかりと行い、正しい技術と環境を理解するようにしましょう。