リップ・カール・プロ・ベルズビーチの歴史

リップ・カール・プロ・ベルズビーチコンテストは、50年以上にわたり、さまざまな形で世界各地で開催されており、世界で最も古いサーフコンペの1つです。2018 リップ・カール・プロとリップ・カール・ウーマンズ・プロ・ベルズビーチのイベントは、現地時間3月28日に始まり、4月8日まで開催されます。イベントが始まる前に、ここでは簡単な歴史とこれがプロサーフィンにもたらず重要な意味をご紹介しましょう。

古代の歴史

ベルズビーチは何千年にもわたり記憶を作り続けています。リップ・カール・プロはWadawurrungの土地で、地元の部族(Wathaurongとしても知られています)はここに集まり、糸、道具、技能、備品の交換を行いました。今やプロのサーファーたちに最も象徴的な舞台を提供する緩やかな傾斜の石灰岩の岩礁は、アワビとザリガニが収獲できる場所として知られていました。それから、現在では、海を愛する人々の心を掴んで離さないオーストラリアの海岸線にとって特別な存在となっています。

近代史

近代に入り、このエリアは1840年代に牧畜業を営んだジョン・カルバート・ベルにちなんでその名前を付けられました。1930年代後半まで、サーファーたちは、沼地を歩き進み、近くのトーキーから波へとアプローチしサーフィンをしていました。1960年代初頭、オリンピックのレスリング選手ジョー・スウィーニーが率いる地元のサーファーたちは、ブルドーザーを雇い、この道を整備し、その費用を賄うためにサーファー達から1ポンドを徴収しました。ベルズビーチが公開されて以来、1962年に最初のサーフィン競技が催されました。最初は1月に開催されていましたが、のちに復活祭の日に移動しました。それ以来、毎年開催されており、世界最長のサーフィン大会となっています。

巡礼

イースター・ベルズ・クラシックは、オーストラリアのサーフ・カレンダーには欠かせない定番行事になりました。全国のサーファーがビクトリア州に向かい、南太平洋の寒く力強い海を楽しむのです。クーランガッタやパース、シドニー、アデレードなどからの旅行は、巡礼として知られるようになりました。復活祭の数週間前には、サーフボードと才能を積んだ数百台の車が、数千マイルも走り、ここベルズに集結。言うなれば、サーフィン好きが集い様々なサーフィンの形に挑戦する実験の場となったのです。リップ・カール・プロと名前を変え、莫大な賞金まで加えられた1973年からは、このイベントはオーストラリア最高のサーファーだけでなく、世界中の猛者をも引き付けるようになりました。この巡礼には、今や古びたフォードやホールデンだけでなく、ハワイ、カリフォルニア、南アフリカなどからの飛行機も使われています。最近では、巡礼の規模は大きく変わりましたが、ベルズビーチとその魅力は変わることはありません。WSLチャンピオンシップツアー(CT)の新人グリフィン・コラピント(以下の人物)は今回、ベルズビーチへ初めて旅立つことになります。

象徴的な瞬間

サーフィン業界において50年以上の歴史を持つリップ・カール・プロにて、数々の象徴的な瞬間が生まれてきたことは、全く不思議ではありません。1981年、巨大な15フィートの波を乗りこなす中で、サイモン・アンダーソンは世界に、サーフィン界最高のデザインの革命を示しました。そこに現れたのは革新的な3フィンデザイン(以前はサーフィンボードは1本または2本のフィンしか持ちませんでした)だったのです。これが性能と安定性の飛躍的な向上をもたらし、すぐに業界の基準となりました。アンダーソンが1981年に優勝して以来、ベルズを制したサーファーはすべて、その3フィン設計を愛用していました。5年後の1986年、マーク・オチルーポとトム・カレンの準決勝がサーフィンの歴史の中でも最も刺激的な瞬間と見なされ、再びサーフィン熱が広がりました。また、2001年にミック・ファニングが18歳のワイルドカードとしてこのイベントで優勝を収めた瞬間も注目に値します。ファニングはWSLに以下のように語りました。「これは世界で最も特別なサーフィン大会の一つであり、私の心で最も印象深いものとなっています。私がキャリアを始めた場所であり、それを終えるのに選んだ場所でもあり、どれほど重要かは言葉では言い表せないほどです」

勝率

ここ数年、多くのブックメーカー が、リップ・カール・プロ・ベルズビーチコンテストの優勝者についての賭けを提供し始めました!ウィリアム・ヒル、ラッドブロークスま、ネットベットのようなオンラインブックメーカーは豊富に存在しますが、ウィリアム・ヒルによると、多くの参加者がミック・ファニングを支持しているとのこと!負けたい人以外は、要注目の選手でしょう!

過去のリップ・カール・ベルズビーチの優勝者

2017年:ジョーディ・スミス(南アフリカ)

2016年:マット・ウィルキンソン(オーストリア)

2015年:ミック・ファニング(オーストラリア)

2014年:ミック・ファニング(オーストラリア)

2013年:アドリアーノ・デ・ソウザ(ブラジル)

2012年:ミック・ファニング(オーストラリア)

2011年:ジョエル・パーキンソン(オーストラリア)

2010年:ケリー・スレーター(アメリカ)

2009年:ジョエル・パーキンソン(オーストラリア)

2008年:ケリー・スレーター(アメリカ)

2007年:タージ・バロー(オーストラリア)

2006年:ケリー・スレーター(アメリカ)

2005年:トレント・マンロー(オーストラリア)

2004年:ジョエル・パーキンソン(オーストラリア)

2003年:アンディ・アイアンズ(ハワイ)

2002年:アンディ・アイアンズ(ハワイ)

2001年:ミック・ファニング(オーストラリア)

2000年:サニー・ガルシア(ハワイ)

1999年:シェーン・ドリアン(ハワイ)

1998年:マーク・オクルーポ(オーストラリア)

1997年:マット・ホイ(オーストラリア)

1996年:サニー・ガルシア(ハワイ)

1995年:サニー・ガルシア(ハワイ)

1994年:ケリー・スレーター(アメリカ)

1993年:ダミアン・ハードマン(オーストラリア)

1992年:リッチー・コリンズ(アメリカ)

1991年:バートン・リンチ(オーストラリア)

1990年:トム・カレン(アメリカ)

1989年:マーティン・ポッター(イギリス)

1988年:ダミアン・ハードマン(オーストラリア)

1987年:ニック・ウッド(オーストラリア)

1986年:トム・キャロル(オーストラリア)

1985年:トム・カレン(オーストラリア)

1984年:チェイン・ホーラン(オーストラリア)

1983年:ジョー・エンジェル(オーストラリア)

1982年:マーク・リチャーズ(オーストラリア)

1981年:サイモン・アンダーソン(オーストラリア)

1980年:マーク・リチャーズ(オーストラリア)

1979年:マーク・リチャーズ(オーストラリア)

1978年:マーク・リチャーズ(オーストラリア)

1977年:サイモン・アンダーソン(オーストラリア)

1976年:ジェフ・ハークマン(ハワイ)

1975年:マイケル・ピーターソン(オーストラリア)

1974年:マイケル・ピーターソン(オーストラリア)

1973年:マイケル・ピーターソン(オーストラリア)

 

過去のリップ・カール・ベルズビーチ 女性の優勝者

2017年:コートニー・コンローグ(アメリカ)

2016年:コートニー・コンローグ(アメリカ)

2015年:カリサ・ムーア(ハワイ)

2014年:カリサ・ムーア(ハワイ)

2013年:カリサ・ムーア(ハワイ)

2012年:サリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)

2011年:サリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)

2010年:ステファニー・ギルモア(オーストラリア)

2009年:シルヴァーナ・リマ(ブラジル)

2008年:ステファニー・ギルモア(オーストラリア)

2007年:ステファニー・ギルモア(オーストラリア)

2005年:ソフィア・ムラノヴィッチ(ペルー)

2001年:ネリダ・ファルコナー(オーストラリア)

2000年:ミーガン・アブボ(ハワイ)

1999年:レイン・ビーチリー(オーストラリア)

1998年:レイン・ビーチリー(オーストラリア)

1997年:リサ・アンダーセン(アメリカ)

1996年:ポーリン・メンサー(オーストラリア)

1995年:リサ・アンダーセン(アメリカ)

1994年:レイン・ビーチリー(オーストラリア)

1993年:ポーリン・メンサー(オーストラリア)

1992年:リサ・アンダーセン(アメリカ)

1991年:ポーリン・メンサー(オーストラリア)

1990年:リサ・アンダーセン(アメリカ)

1989年:ウェンディー・ボタ(オーストラリア)

1988年:キム・メアリグ(アメリカ)

1985年:フリーダ・ザンバ(アメリカ)

1984年:キム・メアリグ(アメリカ)

1983年:ヘレン・ランバート(オーストラリア)

1982年:デビー・ビーチャム(アメリカ)

1980年:マルゴ・オベルグ(アメリカ)

1979年:リン・ボイヤー(アメリカ)

1978年:マルゴ・オベルグ(アメリカ)

1977年:マルゴ・オベルグ(アメリカ)

オーストラリアのサーフビーチ。 持続する。

前回のお約束の通り…オーストラリアのサーフビーチについての記事の続きがこちらです。

ウェスタンオーストラリア州

パースでは、トリグ島のパワフルな波に挑み、スカボロー、 コテスロビーチの清潔な海の波でサーフィンを楽しみましょう。 近くのロットネスト島のストリックランド湾は、数多くのサーファーに愛される名所のひとつです。マーガレットリバーでは、サーファーズポイントでサーフィンエリートと共にパドリングに興じ、ザボックス、ノースポイント、スミス、スリーベアーズで怪物級の波に挑戦。さらに南に向かえば、目に飛び込んでくるのは、ヤリンガップリーフの3mの波や、グレースタウンのツーハンダーズ。エスペランスでは、何百もの島々やサンゴ礁によって素晴らしい波が生まれ、パースの北、カルバリ、ジェラルトン、エクスマウスは、ニンガルーリーフへと続く海岸沿いならではの荘厳なる波の故郷となっています。

ウェスタンオーストラリア州

パースでは、トリグ島のパワフルな波に挑み、スカボロー、 コテスロビーチの清潔な海の波でサーフィンを楽しみましょう。 近くのロットネスト島のストリックランド湾は、数多くのサーファーに愛される名所のひとつです。マーガレットリバーでは、サーファーズポイントでサーフィンエリートと共にパドリングに興じ、ザボックス、ノースポイント、スミス、スリーベアーズで怪物級の波に挑戦。さらに南に向かえば、目に飛び込んでくるのは、ヤリンガップリーフの3mの波や、グレースタウンのツーハンダーズ。エスペランスでは、何百もの島々やサンゴ礁によって素晴らしい波が生まれ、パースの北、カルバリ、ジェラルトン、エクスマウスは、ニンガルーリーフへと続く海岸沿いならではの荘厳なる波の故郷となっています。

サウスオーストラリア州

アデレードからフルリウ半島のサーフビーチまでは車ですぐ。中央部では、クリスティーズからセリックスまでサンゴ礁やビーチが伸び、南部では、グールワからパーソンズまで巨大なうねりが鎮座。カンガルー島のストークス、ビヴォンヌ、ペニントン湾には初心者向けのビーチが広がり、ハンソン、ドストリーズ湾でサーファーを出迎えるのは恐ろしいほどの大波。ヨーク半島のインネス国立公園で国際サーフィンのステージに飛び込むことも忘れずに。広大なエア半島のビーナス湾でサーフィンの練習に励み、カクタスビーチでは伝説的な波にアタック。さらに、ローブ、ビーチポート、ケープ・ダグラスなどのライムストーン・コーストのサーフスポットは、ビクトリア州まで伸びます。

タスマニア

ホバート近辺のパーク、クリフトンビーチでパドリングするのも、タスマン半島のイーグルホークネックにまで進むのもあなた次第。強風吹きすさぶブルニー島のクラウディー湾で根性を試したら、世界遺産に登録された地域を通り、サウス・ケープ湾まで移動するのがオススメ。北海岸で出会えるのは、バス海峡からの贈り物である巨大なうねり。ロンセストンの北東にあるタム・オシャンター、またはデボンポートのマージーマウスにトライ。マラワはタスマニア最西端の町であり、最大のサーフィンスポットの一つ。続いて、ウェットスーツを引っ張り出し、巨大な南部の海に飛び込みましょう。

オーストラリアの海岸線は一級の波が豊富で“サーファーの天国”として名を馳せます。

オーストラリアのサーフビーチは、東西の太平洋、西のインド洋、南の南極海から誕生しました。グレート・オーシャン・ロード沿いのビクトリア州のサーフコーストへの玄関口である、トーキーの近くに所在する象徴的なベルズビーチを訪れてみましょう。ニューサウスウェールズ州では、バイロン湾、ニューキャッスル、シドニーおよびその南海岸が優れた環境を作り出しています。クイーンズランド州では、バーレイヘッズに向かうことも、ゴールドコーストのスナッパーロックスで世界最長の波を楽しむことも、あなた次第。南オーストラリア州では、フルリオ、ヨーク、エアの半島や石灰岩の海岸に大きなサーフビーチが点在。ウェスタンオーストラリア州では、パース、マーガレットリバー、エスペランスに豊富にサーフビーチが存在します。タスマニアの南部の海、ホバート、ブルニー島、ローンセストン、デボンポート、マラワに挑戦するのもいいでしょう。

ビクトリア州

メルボルンから南西に向かい、ベラリン半島の安定した環境で時間を過ごし、グレート・オーシャン・ロードのサーフコーストへの入り口であるトーキーへ進みましょう。毎年のリップカールプロサーフ&ミュージックフェスティバルバードロックの本拠地である、伝説のベルズビーチを訪れることもお忘れなく。人気のジャンジャク、ポイントインポッシブル、ポイントデンジャーでは穏やかな波が楽しめます。 ブギーボードを使用したり、アングルシーや近くのフェアヘイブンでサーフィンの練習に励むのもおすすめです。ローンのライトハンダーまたはビーチブレークからお好みをお選び下さい。アポロ湾とオットウェイ岬を抜けたところにあるシップレック海岸では、ほぼ常にサーフィンを楽しむことができます。ワーナンブール、ポートフェアリー、ポートランドでも素晴らしいサーフビーチに出会えます。さらに、メルボルンの南東、モーニントン半島のビーチ、またはフィリップ島の東へ…。

ニューサウスウェールズ州

シドニーでは、市内中心部から数々のビーチにまでバスで簡単に移動することができます。ボンディで練習に励むことも、タマラマ、ブロント、マルブラで波に挑戦することもあなた次第。さらに、マンリーでサーフィンに興じたり、クイーンズクリフ、カールカール、ディーワイ、ナラビーン、アヴァロン、パームビーチで穏やかな波を乗りこなしてみましょう。シドニー北部のセントラルコーストでは、アボカビーチ、テリガル、ニューキャッスルを試してみるのがいいでしょう。さらに北に進むと、バイロンベイへの到着前に姿を表すのは、クレセントヘッド、アングリーサーフィンリザーブが。シドニー南部では、ロイヤル国立公園やクロヌラ周辺の多くのサーフィンの穴場を訪ねてみましょう。さらに南下すれば、ポートケンブラ、キラリア州立公園、ジャービス湾が眼下に広がります。

クイーンズランド州

サーファーの天国であるゴールドコーストで波に触れてみることから始めましょう。クーランガッタ近くのスナッパーロックススーパーバンクでは世界最長の波に出会えます。北に向かえば、カランビン、パームビーチ、バーレイヘッズ、ノビービーチ、マーメイドビーチ、ブロードビーチなどが群雄割拠しています。

ノースストラドブローク島でサーフィンの練習を積み、ゴールドコースト航路を介して、サウスストラドブローク島までパドリング。ブリスベンの後に、サーファーを手招きするのは、人里離れた場所に佇む、ブライビー島とモートン島のビーチ。カルンドラ、ムールーロバ、マルーチードール、クーラムビーチ、ヌーサヘッズでは、サンシャインコーストの綺麗で穏やかな波をお楽しみください。さらに、茂みに囲まれる自然本来の姿が美しいビーチであるヌーサでサーフィンの基本を学ぶことも。

 

オーストラリアのその他の3箇所のビーチについては次の記事でご紹介します。